外壁塗装が50万って安すぎる？あり得るケースと疑うべきケース

こんにちは！埼玉県にて様々な建物の外壁塗装を行っております石川塗装です。

お家のメンテナンスの一貫として外壁塗装を検討されている方も多いことでしょう。そんな時には、まずどの塗装業者に依頼を行おうかと考えるところから始めていくことになりますが、提示された見積書にて、全体で50万での塗装ができるとされている場合、相場よりも安く感じられちょっと不安になったりするケースもあるでしょう。そこで今回は外壁塗装が50万円で出来るケースについてと、不安視したほうがいいケースについて解説していきます。

50万で外壁塗装が出来るケースについては、塗り替えを必要としている面積が極端に狭い場合があります。一軒家の場合でも、小さな平屋であるケースなどでは、使用塗料の量を削減できたり、足場代や全体にかかる塗装期間を短縮できるケースが多く、そのため施工費用としても安価になる可能性が高いでしょう。この場合については、相場よりも安い提示金額であっても特別問題はありません。

塗り替えに使用する塗料のグレードが低ければ低いほど、施工費用を抑えることが出来ます。そのため、一般的に検討されるシリコン塗料よりも一つ下のグレード、アクリル塗料やウレタン塗料で塗装を行うとする場合には、塗装費用を抑えることができ、50万での施工が可能になるケースがあります。ただし、塗装後5年程度で塗装効果が切れてしまう為、次のメンテナンス時期までの期間が短くなるデメリットがあります。　直近で引っ越しの予定がある場合など特別な理由がある場合を除き、あまりオススメできない方法ともいえるでしょう。

塗装業者の準備しているパッケージやキャンペーンなどの料金で施工依頼が出来る場合には50万円での塗装が可能になるでしょう。指定塗料であったり、施工期間の決まりがあったりするケースがあるため、こだわりを持った塗替えをしたい場合には注意しましょう。

50万円で施工できるという記述がホームページや広告に掲載されているだけの段階であれば、自身の住宅に置き替えたときの正確な金額を確認してから契約へと進むようにしましょう。そういった掲載をする場合には、塗り面積が小さく掲載されていることが多く、実際に自分の家に置きかて考えた時に全く費用が異なるケースがあります。

依頼を検討している塗装業者から、見積書や契約書の提示をされる事なく口頭だけで『50万で施工します』と言われている場合には注意しましょう。具体的にどんな塗料を使用するのか、何回程度重ねて塗っていくのかなど、そういった細かな要素を確認する術なく50万で施工されるということは、不安要素でしかありません。塗装依頼を行う場合には、細かく記載された見積書に対してしっかりと説明をしてくれること、その上で契約書を交わすことを最低限覚えておきましょう。

今回は外壁塗装を50万円で出来るケースと、不安視したほうがいいケースについて解説してきました。相場よりも安いからと言って全部を不安視する必要はありません。その提示価格にしっかりとした根拠を持って説明してくれれば安心した依頼に繋げられるでしょう。