外壁塗装の『中塗り』とは?重要性や施工時のポイントについて
2025/04/16
こんにちは!埼玉県にて様々な建物の外壁塗装を行っております石川塗装です。
外壁塗装でお家のメンテナンスを行おうとする際、様々な業者から塗装についての相談や見積を進めていくことになります。そんな中で初めて耳にするケースもある『中塗り』という作業。具体的にどんな目的がある作業になるのでしょうか?ここでは、中塗りの目的や重要性から、行ってもらう上でのポイントについて解説していきます。
目次
外壁塗装における中塗りとは
どんな工程のことを言うのかな?
塗装において真ん中の塗りのこと
まずは中塗りという作業が具体的にどんな工程であるかを理解していきましょう。中塗りとは、外壁塗装の塗りという工程において真ん中の作業のことを言います。下塗り・中塗り・上塗りと、全3段階に分けられる塗装の内、真ん中の作業である中塗りでは、どんな目的をもって行う作業なのでしょうか?次に解説していきます。
下地や下地の状態を目立たないようにする
中塗りでは、その外壁面で起きてしまっているひび割れや色褪せなどの劣化を表面上に目立たせないようにする目的があります。外壁塗装を行う前に、高圧洗浄を使用して前回までの塗膜を全て取り除いていきます。そうすることで、外壁面上にある劣化が浮き彫りになるのです。その箇所は塗装前に修繕してから塗装作業に移っていきますが、補修はあくまでも補修です。補修材が目視で分かったり、色むらがある場合もあります。そういった状態を均一に綺麗な色へと整えていくために、中塗りを行っていくのです。
塗料の性能を発揮させる目的がある
また、中塗りにはその使用している塗料の性能を発揮させるための目的を持っています。例えば中塗りという工程をとばし、下塗りと上塗りの全2回で塗装を仕上げた場合と、しっかり3回塗装を繰り返した場合には、完成時の塗膜の厚みに違いが出ます。塗膜が厚ければ厚いほど、外壁面への保護が強化され、その塗料で期待できる耐久年数や性能を一番高めることが出来るようになるのです。
中塗りを行う上でのポイント
どんなポイントがあるのかな?
下地材との相性がよいように準備をしておく
中塗りを上手く行っていくためには、この前の工程に当たる下塗りで使用する塗料との相性を見極めて準備しておく必要があります。下塗り材との相性が悪い場合には、塗料がうまく密着することが出来ず、せっかくの重ね塗りにも効果を半減させてしまうでしょう。
均一になるように施工を行う
中塗りを行っていく際、塗り面に対して全体的に均一な仕上がりになるように施工を行っていきます。一か所だけ分厚い・一か所だけ薄いなどといったムラが生じないように、ローラーなどを駆使しながら塗装を行っていきます。
乾燥時間を厳守する
中塗りを行う前は下塗りに対しての乾燥時間について、中塗りが終わったら、上塗りを行う前に十分な乾燥時を厳守することが大切です。塗料は完全に硬化させきることで効果を発揮します。重ね塗りをしていくため、それぞれの段階で中まで十分な乾燥をさせきっておかなければ、内側から徐々に劣化が進行してしまいます。どの塗装においてもですが、乾燥時間についても細心の注意を払い、その日の天候と相談をしながら決定していくのです。
近年では中塗り不要な塗料もありますが基本3回塗りです!
まとめ
今回は中塗りの目的や施工時のポイントについて解説してきました。中塗りは綺麗な上塗りに繋げるための重要な工程の一つです。近年では中塗り不要な塗料も登場していますが、基本的には3度重ねてい塗っていくことで高品質な仕上がりに繋がりますので、意味のある工程であることを理解し認識していきましょう。
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