外壁塗装では軒天は塗装する?
2025/05/17
こんにちは!埼玉県にて様々な建物の外壁塗装を行っております石川塗装です。
お家のメンテナンスとして外壁塗装・屋根塗装を検討しているケースでは、軒天に塗装をしましょうと言われるケースがあります。この時、軒天が具体的にどこの部分を指すのかを知っていますか?軒天は建物において大切な部分でありますので、塗装メンテナンスの際に合わせて塗替えを行っておいた方がいい部分です。今回はそんな軒天への塗装の重要性について解説していきます。
目次
軒天とは
具体的にどの部分を言うのかな?
屋根の住宅から飛び出ている部分のこと
まずは、軒天という部分が具体的にどの部分を言うのかを明確にしていきましょう。軒天とは、住宅の屋根部分の一部であり、パッと見た時に外壁から突き出している部分の裏側、つまり下から見上げた天井部分を指します。軒天は「軒裏天井」や「上げ裏」とも呼ばれます。古くから建っている建物にも多く存在する部分であり、しっかりと役割のある重要な部分になります。
ベランダやバルコニーの裏側のことも軒天という
軒天と呼ばれる箇所にはまだありまして、2階以上に設置されるベランダやバルコニー部分にある裏側の部分についても軒天と称されることがあります。つまり、地面の部分から建物を見上げた時に視界に入る箇所のことを全体的に軒天というのだと認識しておきましょう。
屋根裏の換気を目的とする箇所
軒天が存在する理由としては、屋根の中に溜まる湿気などを上手く循環させるという目的があります。屋根裏には構造上、空洞になっている部分が存在するものですが、その空間に溜まってしまう空気がよどんだり、湿気が溜まってしまうことでカビなどの発生を促し、建物に悪い影響を与えてしまう箇所ともいえます。だからこそ、その空間に対して換気を目的として軒天が存在するのです。軒天にはよく見るとたくさんの小さな穴が存在することがあり、そこが空気の通り道となって循環を行っています。
軒天への外壁塗装の重要性
どうして必要なのかな?
外壁の保護
軒天へ外壁塗装を行う理由としては、他の部分と同様に外壁の保護を目的としている点が含まれます。軒天は地面側、つまり下側を向いている為、雨などの影響を直接的には受けにくい場所ともいえます。ですが、屋根から滴ってくる雨水や様々な影響を受けていることも事実です。そんな状況から蓄積される劣化因子を最小限に留めるためにも、外壁塗装や屋根塗装を行う段階では同時に塗装を行っていくといいでしょう。
美観の維持
軒天も同様に外壁塗装を行っていくことで、その建物の美観を維持することにも貢献します。軒天だけ塗装をしなかった場合には、パッと見た時に悪目立ちしてしまう箇所になってしまいます。そういった部分を残すことなく、全体的に塗り替えを行っておくことでどの角度から見ても綺麗な外観に保つことが出来るようになります。
火災時の延焼防止
また、軒天の部分も同様に外壁塗装で保護をしておくことで、万が一その住宅・もしくは周りの住宅で火災が発生した場合でも、延焼を防止することに貢献できるようになります。塗膜で保護されている場合と保護されていない場合で比べた時、保護されていなければ外壁材がむき出しの状態となっている為に、火の回りが早く、大きな火災へとつながってしまうリスクが高まります。
外壁塗装・屋根塗装の時は軒天へのメンテナンスも忘れずに
まとめ
今回は外壁塗装における軒天への塗装の重要性について解説してきました。軒天についても重要な外壁・屋根の一部であるという点をしっかりと認識し、適切にメンテナンスを行っていくようにしましょう。
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