契約書なしの外壁塗装は一般的?問題点について
2025/05/18
こんにちは!埼玉県にて様々な建物の外壁塗装を行っております石川塗装です。
お家のメンテナンスでもある外壁塗装。そろそろかと自分たちで調べて契約する場合や、外壁塗装業者側からの提案で契約をするケースがありますが、いずれも契約書なしで工事を進めていくことは一般的でしょうか?例えば今提案されている外壁塗装が契約書なしで進んでいる場合には、具体的にどんな問題点が存在するのでしょうか?今回はそんな疑問について解説していきます。
目次
契約書なしの外壁塗装
一般的にあることなのかな?
基本的にはナシ!
そもそも、外壁塗装や屋根塗装という比較的大きな金額が動く契約の場合、契約書なく契約を進められてしまうことは一般的なのでしょうか?
答えは『NO』です!
こういった外壁塗装などの契約を行う場合には、必ず契約書を交わしてから進めていくようにしましょう。これは、外壁塗装に限ったことではなく、様々な契約を行うことにも共通していえることですが、契約書なく契約を進めてしまうことは、自身の身を守ることが出来なくなってしまうケースに繋がります。契約書は契約者側を守る大切な書類であるという点を認識し、必ずかわしておくようにしましょう。
契約書なしの契約で起こりえること
外壁塗装や屋根塗装の契約で、万が一契約書なしで契約を進めてしまった場合には以下のようなトラブルが想定されます。
- 契約内容に齟齬が生じる:見積や相談の段階ですり合わせを行っていた内容について、実際に契約書を交わしていないことでお互いに認識齟齬が生じてしまい、希望通りの工事が契約に反映されなくなってしまう可能性があります。
- クーリングオフが使用できない:消費者側を守る権利でもあるクーリングオフが、契約書のない契約では適用できないケースがあります。自身の身を守る上でも大切な書類である点を理解しましょう。
- 使用材料などの確認ができない:契約書がない場合では、依頼した外壁塗装での使用する材料などを確約するもの・証明するものがない状態になってしまっています。そのため、想定している材料を使用しないままの工事を行われてしまうリスクが上がります。
- 責任所在を明らかにできない:契約書なく工事を進めてしまうことで、万が一何かしらのトラブルが発生した場合の責任所在を明確にできない場合があります。これは契約内容に含まれていない・そもそも契約書を交わしていないから、等と様々な理由から不利になってしまう理由を述べられて丸め込まれてしまう可能性が高いです。
契約書なし契約をしないために
どんなことに注意したらいいのかな?
見積と契約書を大前提に相談を進める
契約書なしで外壁塗装の契約をしないためにも、事前の相談や見積を依頼する段階で、必ず見積と契約書が欲しい旨を伝える・もしくは、その意志を固く持った上で進めていくようにしましょう。基本的には業者側としても、言われるよりも前に出してくるような契約書です。契約書がないまま契約を進めようとする場合には、よっぽど普段から付き合いがある場合か、詐欺まがいな業者のいずれかです。いずれにせよ、トラブルに発展させないためにもしっかりと守ってほしい点として認識しておきましょう。
万が一強行されてしまったら警察や消費者センターに相談を
また、契約書なしで外壁塗装の契約を強行されてしまった場合には速やかに警察や消費者センターに相談を行いましょう。第三者を介することで適切に安全に問題解決することが出来る可能性が高まります。
外壁塗装の契約書なし契約はやめておきましょう!
まとめ
今回は外壁塗装を契約書なしで進めることがあるのかについて解説してきました。契約書なく進めていくことには様々なリスクがありますので、いかなる理由がある場合でも、必ず契約書を交わしてから工事を進めてもらうようにしましょう。
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