3階建ての外壁塗装の相場は？費用を抑えるためのポイントについても解説

一般的に足場は高さが上がるほど構造が複雑になり、安全面でも配慮が必要となります。そのため2階建てに比べても足場代が1.5倍程度になる場合があります。また足場を設置するスペースや足場材を運搬するためのスペースなど、周辺環境によっても費用が変動する場合があります。

外壁塗装では使用する塗料の種類によっても大きく相場が変わります。使用できる塗料にはウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素など様々なグレードがあり、耐久性や機能性が高い塗料は費用が高くなります。

外壁塗装業者を探して依頼する方法にはいくつか方法がありますが、ポータルサイトや大手HM等に依頼すると下請けの外壁塗装業者が施工する事になり、中間マージンが費用に乗る分高くなってしまう傾向があります。地元の塗装業者に直接依頼する事でそうした中間マージンなく塗り替え施工をしてくれるため、費用を抑える事に繋がります。

複数の業者に見積もりを依頼する事で価格やサービス内容を比較し、より納得のいく業者を選ぶ事ができます。相見積もりを行う事で見積もり内容の中で「不必要な項目が含まれていないか」、　また「相場よりも高くないか」などを確認することができ、高すぎる業者を避ける事に繋げる事ができます。また相見積もりを行う事で業者同士の価格競争を起こす事ができるため、業者が割引を行ってくれる可能性もあります。

外壁塗装の際、屋根塗装も同時に行う事で足場代を1回にまとめることができるため、外壁塗装と屋根塗装を別々で行うよりもトータルコストを抑える事ができます。

自治体によっては住宅の省エネや美観維持のための塗装工事に対して補助金制度や助成金制度を設けている場合があります。対象工事は自治体や制度によっても異なる他、申請には事前の手続きや書類が必要ですが、条件が合えば補助を受けた上で外壁塗装を行う事ができます。

一見高額に感じられるフッ素塗料や無機塗料といった高耐久塗料ですが、高耐久のため再塗装までのサイクルを延ばす事ができ、メンテナンス費用を抑える効果が期待できます。1度の出費は高くなりますが、長期的に見た時に費用を抑えたい場合におすすめです。