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外壁塗装で重要な「下地処理」とは?塗装の質を決める大切な工程

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外壁塗装で重要な「下地処理」とは?
塗装の質を決める大切な工程

外壁塗装で重要な「下地処理」とは?塗装の質を決める大切な工程

2025/06/08

こんにちは!埼玉県にて様々な建物の外壁塗装を行っております石川塗装です。本日は、外壁塗装の下地処理についてお話していきます。外壁塗装を検討していると、「塗料の種類」や「色選び」に注目しがちですが、実はその前段階で行われる「下地処理」が非常に重要な工程であることをご存じでしょうか?下地処理は、塗料の密着性や仕上がり、さらには耐久性を大きく左右するまさに塗装の“土台”となる作業です。この記事では、「下地処理って具体的に何をするの?」「どんな種類があるの?」といった疑問にお答えしながら、外壁塗装の質を支える下地処理についてわかりやすく解説します。

目次

    下地処理は塗装前の大事な作業

    下地処理とは、塗料を塗る前に外壁の表面を整え、塗料がしっかりと密着するように準備する工程です。建物は紫外線・風雨・気温の変化などによって、年月とともに外壁が劣化します。そのまま塗装をしても、すぐに剥がれてしまったり、ムラになったりする恐れがあるため、下地処理を行って外壁の状態を整える必要があります。たとえば、ひび割れの補修、カビや苔の除去、古い塗膜の剥離などがこれにあたります。表面の汚れや劣化を見逃して塗装してしまえば、せっかくの塗料も本来の性能を発揮できません。

    下地処理を怠った場合のリスク

    「見えない部分だし、省いても問題ないのでは?」と思われがちですが、実は下地処理こそ、外壁塗装の品質と耐久性を左右する最も重要な工程のひとつです。これを適切に行わなければ、どんなに高価な塗料を使っても、その効果は十分に発揮されません。以下のような深刻なトラブルが発生しやすくなります。

    ひび割れやカビなどの再発リスク

    ひび割れやカビ、コケなどが短期間で再発する

    外壁に生じた細かなクラック(ひび割れ)をきちんと補修せずに塗装を重ねると、塗膜の下でひび割れが進行し、再び表面に現れる可能性があります。水分が入り込むことで建物内部の劣化も進み、雨漏りや構造部分の腐食にもつながる恐れがあります。また、高圧洗浄が不十分で、表面に残った汚れや菌類が放置されると、わずか数ヶ月でカビや苔が再発してしまうことがあります。見た目の悪化だけでなく、湿気を好む害虫の発生や、建材の劣化にもつながります。

    塗膜の剥がれや膨れが起きやすい

    塗料がうまく密着しない可能性がある

    下地が汚れていたり、劣化したまま塗装をすると塗料がうまく密着せず、剥がれや浮き・膨れといった現象が起こりやすくなります。見た目にはわからなくても、時間が経つとポロポロと剥がれてくることもあり、結果的に早期の再塗装が必要になるケースも少なくありません。

    耐久性が低下し、寿命が短くなる

    家全体の寿命を縮めることもある

    本来10年持つはずだった塗装が、下地処理を怠ったためにわずか5~6年で再塗装が必要になってしまうケースもあります。塗装の“持ち”を左右するのは、塗料のグレードだけでなく、下地処理の丁寧さによるところが大きいのです。また、外壁塗装の本来の役割は「美観の向上」だけではなく、「建物を雨風や紫外線から守ること」です。下地処理が甘いと防水性が確保されず、建物の内部まで水が入り込んで構造材を傷め、家全体の寿命を縮める結果にもつながりかねません。

    結果的にコストが増える

    再施工が必要になり、余分な費用がかかってしまう

    手抜きされた下地処理は、短期間での塗り直しや補修を必要とし、「安物買いの銭失い」になりかねません。最初の施工で適切な下地処理をしていれば防げた劣化も、再施工となれば再び足場代や塗装費が発生し、結果的に高くついてしまいます。

    塗装の見た目がどんなにきれいに仕上がっても、数年後に浮きや剥がれが出てしまっては本末転倒です。特に3階建てのように高所作業が増える住宅や、築年数が経って劣化が進んでいる住宅では、下地処理の丁寧さが“塗装の命運”を決めるといっても過言ではありません。見えない作業だからこそ、施工を任せる業者には高い技術と誠実さが求められます。石川塗装では、一級塗装技能士の確かな技術と経験に基づいて、下地処理を含むすべての工程を丁寧に施工しています。塗料の性能を最大限に引き出すためにも、まずは「見えない部分の仕事」を大切にしている業者かどうか、しっかり見極めましょう。

    実際に行われる主な下地処理の内容4選

    下地処理にはいくつかの工程があり、建物の外壁材や劣化の状態、築年数、立地環境などに応じて、最適な作業を組み合わせて行う必要があります。ここでは、外壁塗装の際に行われる代表的な下地処理の内容をご紹介します。

    高圧洗浄

    汚れを強力な水圧で洗い流す

    外壁に長年蓄積された汚れ・砂ぼこり・カビ・苔・排気ガスの成分・古い塗膜の浮きなどを強力な水圧で洗い流す工程です。この工程を省略すると、塗料が外壁にきちんと密着せず、施工後数年で剥がれや浮きが起こる可能性があります。特に日当たりや風通しの悪い場所では、カビや苔が根を張っていることも多く、見た目以上に汚れていることもあるのです。石川塗装では、高圧洗浄の段階から建物の状態を見極め、丁寧な作業を心がけています。

    クラック補修

    ひび割れの補修

    外壁にできたヘアークラック(髪の毛のように細いひび割れ)や、構造的に深刻なクラック(構造クラック)を見逃さず、適切な方法で補修します。補修には、シーリング材(コーキング材)やエポキシ樹脂などを使用し、隙間を埋めることで雨水の侵入や腐食、カビの発生を防ぎます。ひび割れの種類によって補修方法は異なり、プロの判断が必要となります。当社では、外壁診断士が事前調査の段階で細かなクラックもチェックし、塗装前に必要な補修をしっかりとご提案しています。

    ケレン作業

    古い塗膜の除去やサビ落とし

    鉄部や木部など、劣化やサビが発生しやすい素材には、表面を整える“ケレン作業”が必要です。これは、サビや劣化した古い塗膜、表面の粉化(チョーキング現象)などを削ぎ落とし、塗料がしっかりと密着するように下地を調整する作業です。ケレンには、サンドペーパーや電動工具(ディスクグラインダーなど)を用いる「機械ケレン」と、手作業で行う「手ケレン」があります。場所や材質によって方法を使い分けることが重要です。たとえ塗装後は見えなくなる部分でも、この作業を丁寧に行うことで、サビの再発防止や塗膜の持ちが大きく変わります。

    シーリングの打ち替え

    目地のシーリングのメンテナンス

    特にサイディング外壁において重要なのが、目地のシーリング(コーキング)のメンテナンスです。目地のシーリング材は、紫外線や雨水の影響で徐々に硬化・ひび割れ・剥離・痩せなどの劣化が進行します。劣化したシーリングをそのままにしておくと、目地から雨水が侵入し、外壁材の裏側や構造材を傷める原因になります。そこで、古いシーリングを完全に撤去して新たに打ち直す「打ち替え」や、上から追加で充填する「増し打ち」を行います。打ち替えのほうが耐久性は高いですが、場所によって使い分けが必要です。当社では、建物の状態に応じて最適なシーリング工法をご提案し、塗装の防水性と耐久性を最大限に引き出します。

    下地処理は、一見地味で目立たない作業ですが、仕上がりの美しさと耐久性、建物全体の寿命を左右する非常に重要な工程です。だからこそ、「どのような下地処理が行われるのか」を確認できる信頼できる塗装業者に依頼することが不可欠です。石川塗装では、施工前の現地調査で外壁の状態を丁寧に診断し、必要な下地処理を正確に判断・実施しております。一級塗装技能士が責任をもって全工程を管理しますので、安心してお任せください。

    石川塗装は見えないところまで安心の施工をお届けします

    まとめ

    外壁塗装は大切な住まいのメンテナンスです。だからこそ、見えない部分の作業をどれだけ丁寧に行えるかが、業者選びのポイントになります。石川塗装では、外壁診断士が建物の状態を正確に見極め、一級塗装技能士が責任を持って下地処理から丁寧に対応いたします。エアコンのカバーや裏側、普段は目にしないような部分も手を抜かず、細やかな気配りを大切にしています。比企郡を中心に、埼玉一円で外壁塗装・屋根塗装・防水工事・コーキング工事など幅広く対応しておりますので、外壁の状態が気になった方は、ぜひ一度ご相談ください。適正価格で無駄のないご提案をいたします。

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