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外壁塗装に欠かせないシーリングとは?知らないと損する基本知識

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外壁塗装に欠かせないシーリングとは?
知らないと損する基本知識

外壁塗装に欠かせないシーリングとは?知らないと損する基本知識

2025/06/18

こんにちは!埼玉県にて様々な建物の外壁塗装を行っております石川塗装です。本日は、外壁塗装のシーリングについてお話していきます。外壁塗装を検討している方の中には、「シーリングってなに?」「塗装と一緒にやる必要があるの?」「劣化しているかどうか、どう判断すればいい?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?この記事では、外壁塗装と切っても切り離せない「シーリング」の役割や重要性、劣化のサイン、そして外壁塗装と同時に行うべき理由などをわかりやすく解説していきます。

目次

    シーリングの基本知識

    シーリングとは、外壁材の継ぎ目や窓枠の隙間などに充填するゴム状の防水材のことを指します。建物の構造上どうしてもできてしまう隙間を塞ぎ、雨水や湿気の侵入を防ぐという重要な役割を担っています。とくに多く使用されているのが「サイディング外壁」です。サイディングボード同士の間に目地(継ぎ目)があり、ここにシーリング材が充填されています。シーリングは建物を守る防水の要ともいえる存在なのです。

    シーリングの3つの役割

    外壁塗装におけるシーリング(コーキング)は、単なる「隙間を埋める素材」ではありません。建物の耐久性や快適性を保つために、非常に重要な役割を担っています。ここでは、シーリングが持つ3つの代表的な役割を詳しく解説します。

    防水性の確保

    雨水の侵入を防ぎ、建物を守る

    建物の外壁には、サイディングボードの継ぎ目や窓枠まわり、配管まわりなど、どうしてもわずかな隙間や目地が生じます。これらの隙間から雨水が侵入してしまうと、内部の木材や断熱材が濡れ、腐食やカビの原因になってしまいます。シーリング材は、これらの隙間にしっかりと充填されることで水の侵入をシャットアウトし、建物内部を湿気や水分から保護します。とくに近年は、ゲリラ豪雨や台風といった突発的な豪雨が増えているため、防水性の確保はますます重要になっています。

    気密性の向上

    冷暖房効率を高め、省エネにも貢献

    隙間があると外気が室内に入り込んだり、逆に室内の空気が外へ漏れ出してしまうため、断熱性能が著しく低下します。エアコンを使っても冷暖房の効きが悪くなり、電気代が上がる原因にもなります。シーリングはそのような空気の出入りを防ぎ、住まいの気密性を保つためにも欠かせません。これにより、室内の温度が安定し、快適な暮らしと省エネ性能の向上につながります。特に断熱材を使用した住宅では、シーリングの精度が性能を大きく左右すると言っても過言ではありません。

    地震や振動の緩衝材

    建材の動きに柔軟に対応

    日本は地震大国。さらに建物は、日々の気温の変化や風圧などでわずかに伸縮や揺れを繰り返しています。こうした動きに対して、外壁材だけでは吸収しきれず、ひび割れや破損の原因になることもあります。シーリング材は柔軟性(弾性)を持っており、こうした動きに合わせて伸び縮みすることで建材の間に生じる衝撃や力を吸収します。これにより、地震や振動による外壁の損傷を防ぐクッション材のような役割も果たしているのです。

    このように、シーリングは見えない場所で建物の防水・断熱・耐震性を支える縁の下の力持ちなのです。外壁塗装を行う際には、必ずシーリングの状態もチェックして、必要に応じた補修や打ち替えを行うことが建物の長寿命化につながります。

    シーリングの劣化を放置するリスク

    シーリング材は紫外線や雨風の影響で徐々に劣化していきます。おおよそ10年を目安に劣化が始まり、以下のような症状が見られるようになります。

    ・ひび割れや亀裂

    ・硬化(ゴム状の弾力が失われる)

    ・剥がれ、隙間ができる

    このような劣化を放置すると雨水が建物内部に侵入し、内部の腐食やカビの発生、構造材の劣化、最悪の場合は雨漏りなどの深刻な被害を引き起こします。石川塗装では、外壁塗装の現地調査時に目地やシーリングの劣化状況も丁寧にチェックしており、必要に応じて補修または打ち替えのご提案を行っています。

    外壁塗装と一緒にシーリングを行うべき理由3選

    シーリング工事と外壁塗装は、それぞれ独立した作業ですが、同時に行うことで大きなメリットが得られるため、セットでの施工が非常に推奨されています。その主な理由は以下の3点です。

    塗料とシーリングの耐久性を揃えられる

    コストや手間の削減に繋がる

    外壁塗装に使用される塗料の多くは、10年〜15年程度の耐久性を持っています。一方、シーリング材は素材にもよりますが、通常5年〜10年程度で劣化が始まるとされています。仮に塗装をしても、シーリングがその半分の耐久性しかなければ、数年後には目地部分だけを再度補修する必要が出てくるかもしれません。それでは余計な費用や手間がかかってしまいます。その点、外壁塗装とシーリング工事を同時に行えば、両者のメンテナンス時期を揃えることができるため、将来的なコストや手間を大幅に削減できます。メンテナンスサイクルを統一することで、計画的な家の維持管理がしやすくなるというメリットもあります。

    新しい塗料でシーリング材を保護できる

    完成度の高い仕上がりになる

    外壁塗装では、シーリング材の上から塗装を施す「増し打ち工法」という方法が一般的に用いられます。このとき塗膜がシーリング材の上にかかることで、紫外線や雨風からシーリング材を保護する役割を果たします。これは非常に重要なポイントで塗膜がシーリングの劣化スピードを緩やかにしてくれるため、結果としてシーリングの寿命を延ばすことにもつながります。また、塗料とシーリングが一体となって仕上がることで、外観の美しさにも統一感が生まれ、完成度の高い仕上がりになります。見た目にも性能にもこだわりたい方には、やはり同時施工がベストな選択肢です。

    足場費用を抑えられる

    工事費を節約できるポイント

    外壁塗装にも、シーリング工事にも、共通して必要なのが「足場の設置」です。安全に高所作業を行うために欠かせない工程ですが、足場代は全体工事費の中でも比較的大きな割合を占めることがあります。仮に、外壁塗装とシーリング工事を別々のタイミングで行った場合、足場を2回設置することになり、その都度費用が発生します。これは非常に無駄なコストと言えます。一方で、同時に施工を行えば足場は一度で済むため、費用を抑えることができるのです。特に予算に限りのある方にとっては、工事費を賢く節約できる重要なポイントになります。

    このように外壁塗装とシーリング工事は、それぞれの役割を最大限に活かすためにも同時施工が非常に効率的です。石川塗装では、足場設置からシーリング、外壁塗装まですべて自社対応で一貫施工を行っておりますので、無駄のないスムーズな工事をご提供できます。「できるだけ長持ちする塗装にしたい」「将来的な費用も考慮しておきたい」という方は、ぜひ外壁塗装とシーリングをセットでご検討ください。

    シーリング工事は外壁塗装と同時がベスト

    まとめ

    シーリングは、外壁の美観や耐久性を支える見えないけれど非常に重要な存在です。劣化を放置せず、外壁塗装と一緒にメンテナンスすることで、住まい全体の寿命を延ばすことができます。石川塗装では、建物の状態をしっかりと診断し、必要な補修や塗装をご提案しております。シーリングの打ち替えから高耐久の塗装工事まで、安心・安全・高品質な施工で住まいの資産価値を守ります。比企郡・川島町周辺で外壁塗装やシーリング工事をご検討中の方は、どうぞお気軽に石川塗装へご相談ください。

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