【施工事例】川島町一戸建ての外壁塗装工事とコーキング打ち替え

塗装工事は足場工事から始まります。お客様の敷地内に、職人の安全と高品質な施工を実現するための足場を丁寧に組み上げます。高所作業の安全確保はもちろん、塗料のムラなく隅々まで塗れるよう、抜かりなく頑丈に設置することで、工事全体の品質と効率を高めます。

足場設置後はいよいよ高圧洗浄です。強力な水圧で、外壁に付着した長年のホコリやカビ、旧塗膜などを徹底的に洗い流します。屋根から外壁、ベランダの屋根、そして敷地境界のブロックまで、建物全体を丁寧に洗浄することで、塗料がしっかりと密着し、美しい仕上がりと耐久性を実現します。

今回は「パーフェクトサーフ」を使用し、上塗り塗料との相性を考慮しながら、外壁全体にムラなく塗装していきます。この工程は、塗膜の密着性を高め、後の上塗り塗料が持つ性能を最大限に引き出すための、非常に重要な土台作りとなります。

下塗りがしっかり乾いたら、いよいよ中塗りです。今回はパーフェクトトップの3分艶「ND011」を塗布します。この工程では、後の上塗りの仕上がりに影響しないよう、凹凸やムラができないように素早く、そして外壁全体に隈なく均一に塗っていきます。中塗りは、塗膜に厚みと深みを与え、塗料の性能を最大限に引き出すために欠かせません。

中塗りの完全硬化を確認したら、いよいよ外壁塗装の集大成である上塗りです。この層が最終的な仕上がりとなるため、どこから見てもムラなく、完璧な美観となるよう細心の注意を払いながら塗装していきます。ここでは、パーフェクトトップの3分艶「ND013」を使用しています。塗料本来の色味と光沢を最大限に引き出し、お客様の理想とする外壁を完成させる重要な工程です。

コーキングの打ち替えでは、まず既存の劣化したコーキング材を丁寧に撤去します。カッターや専用工具を使い、目地内部に残った古い材料も徹底的に取り除くことで、新しいコーキング材が下地にしっかりと密着し、本来の防水性能と耐久性を発揮できる状態を整えます。この工程が、後の仕上がりと品質を左右する重要な作業です。

劣化したコーキング材の撤去と清掃が完了したら、新しいコーキング材を充填する前にコーキングテープを装着します。これは、単にコーキング材がはみ出すのを防ぐだけでなく、仕上がりの美しさと防水性を高める上で非常に重要な工程です。

コーキング材を充填する前には、コーキングプライマーを塗布します。これは、下地とコーキング材の密着性を高めるための接着剤のような役割を果たします。プライマーを塗布することで、コーキング材が剥がれにくくなり、防水性・耐久性が向上。ひび割れや雨漏りを防ぐ、重要な下準備です。

コーキングの打ち替えは、既存の劣化したコーキング材を撤去し、新しい材料を充填する防水工事です。建物の目地部分のひび割れや剥がれを補修し、雨水の侵入を防ぎます。防水性の向上に加え、外壁の美観も回復させ、建物の寿命を延ばすために非常に重要なメンテナンスです。