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外壁塗装後の「ぶつぶつ」の正体とは?発生する原因を解説!

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外壁塗装後の「ぶつぶつ」の正体とは?
発生する原因を解説!

外壁塗装後の「ぶつぶつ」の正体とは?発生する原因を解説!

2025/08/08

こんにちは!埼玉県比企郡にて様々な建物の外壁塗装を行っております石川塗装です。「外壁塗装が終わったばかりなのに、表面がぶつぶつしている…これって何?」もしかしたら、そんな疑問を抱えているかもしれません。この「ぶつぶつ」は、見た目の問題だけでなく、塗装の品質や耐久性に関わる重要なサインである可能性があります。この記事では、外壁塗装後に見られる「ぶつぶつ」の正体から、その主な原因、そして放置した場合のリスクまで、専門的な視点から詳しく解説します!

目次

    外壁塗装の「ぶつぶつ」の正体

    工期目安と変動要因をご紹介!

    外壁塗装後に現れる「ぶつぶつ」は、一言で「ぶつぶつ」と言っても、その原因や見た目によっていくつかの種類に分けられます。それぞれの正体と特徴を知ることで、原因を特定しやすくなります。

    塗装直後から数日後に現れるケース

    • ピンホール:針で刺したような非常に小さな穴や凹凸を指します。塗料が乾燥する過程で、内部の空気や水分が抜けきらずに表面に現れることで発生します。特に、下地のわずかな凹凸や汚れが原因で空気溜まりができたり、塗料の粘度が高すぎたりした場合に発生しやすいです。
    • 気泡:塗膜の表面に大小様々な泡が膨らんでいる状態を指します。塗料を攪拌する際に空気が巻き込まれたり、厚塗りをしすぎたり、塗装環境が不適切(高温など)だった場合に、塗料内の空気が抜けきらずに固まってしまうことで発生します。また、下地から発生するガスや湿気が原因で塗膜が押し上げられて泡になることもあります。

    数ヶ月〜数年後に現れるケース

    塗装から数ヶ月〜数年が経過してから、塗膜が水ぶくれのように膨らむ現象は水ぶくれ(ブリスター)と呼ばれます。これは、塗膜の内部に水分や湿気が溜まってしまい、塗膜が下地から浮き上がってくることで発生します。水ぶくれは、放置すると塗膜が破れて剥がれてしまい、外壁材の劣化を早めるため、早期の対処が必要です。

    ぶつぶつの発生原因

    施工不良から環境要因まで

    施工不良による原因

    1. 下地処理の不備:塗装を行う前に、外壁の汚れやカビ、古い塗膜などを除去する下地処理は非常に重要です。この工程が不十分だと、塗料が外壁材にしっかり密着せず、「ぶつぶつ」や剥がれの原因となります。
    2. 塗料の適切な管理不足:塗料は顔料や樹脂が分離していることがあるため、使用前によく攪拌して均一な状態にする必要があります。攪拌が不十分だと、塗料の成分が偏り、塗膜の乾燥不良やぶつぶつ、色ムラが発生しやすくなります。塗料は、メーカーが指定する希釈率で薄めて使用することが基本です。濃すぎたり薄すぎたりするとピンホールの原因になります。
    3. 塗料の厚塗りや乾燥時間の不足:一度に塗料を厚く塗りすぎると、表面だけが先に乾燥し、内部の溶剤や水分が閉じ込められてしまいます。これが原因で、内部の空気が膨張して気泡になったり、水分が蒸発できずに水ぶくれになったりします。また、乾燥不良によって塗膜のひび割れや剥がれにつながることもあります。

    環境要因による原因

    1. 下地からの湿気上昇:建物内部や壁の裏側から発生する湿気が、外壁材を通り抜けて塗膜を押し上げることで、水ぶくれ(ブリスター)が発生することがあります。これは、特に通気性の悪い外壁材や、断熱不良による内部結露、壁内の配管からの水漏れなどが原因で起こりえます。
    2. 急激な温度変化や結露の影響:塗装直後や乾燥中に、急激な温度変化や結露が発生すると、塗膜内部の水分が適切に蒸発できずに膨張し、気泡や水ぶくれを引き起こすことがあります。特に夜間の冷え込みや、朝露の影響を受ける時期は注意が必要です。

    外壁の「ぶつぶつ」は放置しても大丈夫?

    美観の低下

    「ぶつぶつ」は、何よりもまず外壁の美観を損ないます。せっかく綺麗にしたはずの外壁が、均一でない見た目になることで、建物の印象は大きく低下してしまいます。特に目立つ位置や広範囲に発生している場合、見た目の問題は無視できません。

    防水機能の低下と建物の劣化促進

    1. 塗膜の破損:気泡や水ぶくれが破れたり、剥がれたりすると、外壁材がむき出しになり、雨水が直接浸透しやすくなります。
    2. 雨漏りのリスク:雨水が外壁材内部に侵入すると、やがて建物内部への雨漏りにつながる可能性があります。
    3. 外壁材の劣化加速:水分を吸収した外壁材は、凍害(水分が凍結・融解を繰り返して外壁材を破壊する現象)やカビ・コケの発生、ひび割れなどを引き起こしやすくなり、劣化が急速に進行します。

    外壁塗装のぶつぶつは放置せず、専門業者へ相談を

    まとめ

    外壁塗装後のぶつぶつは、見た目の問題だけでなく、施工不良や塗膜の保護機能低下を示唆する重要なサインです。ピンホールや気泡、水ぶくれなど、その種類によって原因は異なりますが、下地処理の不備や塗料の管理不足、不適切な塗装環境など、施工に起因することが非常に多いです。放置すると、美観の損ないだけでなく、防水機能の低下や建物の劣化、さらには高額な再工事費用につながるリスクもあります。外壁に「ぶつぶつ」を見つけたら、まずは専門業者に相談し、適切な診断と対処をしてもらうことを強くおすすめします。

    代表:石川 陵

    この記事の著者情報

    比企郡川島町を中心に外壁塗装工事を実施。「一級塗装技能士」「有機溶剤作業主任者」所有の職人が直接ご訪問し、お客様のご要望を丁寧にヒアリング。専門知識を駆使したデザイン性の高い多色塗りで、お客様のお住まいをより魅力的に彩ります。相見積もりで多くのお客様に選ばれる当店の高品質な塗装をぜひご体感ください。

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