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【外壁塗装の剥がれ】症状別の補修方法と効果的な予防法を解説

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【外壁塗装の剥がれ】
症状別の補修方法と効果的な予防法を解説

【外壁塗装の剥がれ】症状別の補修方法と効果的な予防法を解説

2025/11/09

こんにちは!埼玉県比企郡にて様々な建物の外壁塗装を行っております石川塗装です。「あれ?外壁の塗装が剥がれてる…」そう気づいたとき、あなたはきっと不安を感じるでしょう。外壁の塗装剥がれは、単なる見た目の問題ではありません。放置すると、建物の劣化を早め、高額な修繕費用がかかる可能性もある危険なサインです。この記事では、外壁塗装の剥がれがなぜ起こるのか、どのような症状があるのかを詳しく解説します。さらに、症状別の適切な補修方法や、そもそも剥がれを防ぐための効果的な予防法まで、皆さんが本当に知りたい情報をプロの視点から徹底的に掘り下げていきます。大切なお家を守るためにも、ぜひ最後まで読んで、正しい知識を身につけてください。

目次

    外壁塗装の剥がれはなぜ起こる?

    主な原因とメカニズム

    施工不良

    施工不良

    業者の技術不足や手抜き工事

    下地処理の不備、乾燥不足、塗料の希釈ミス、塗料の選定ミス、旧塗膜との相性不良、塗料混合が原因となり塗装が剥がれやすくなることが考えられます。

    塗膜の寿命・経年劣化

    塗膜の寿命・経年劣化

    避けられない自然現象

    どんなに高品質な塗料を使用しても、外壁塗装には必ず寿命があります。塗料は紫外線や雨風に常にさらされており、時間の経過とともに劣化が進行し、最終的には塗膜の機能が失われ、剥がれが生じます。耐用年数の経過、紫外線による劣化、雨水・湿気の影響による自然現象が要因となる場合があります。

    下地の問題

    下地の問題

    建物自体の変化が原因に

    外壁の塗装剥がれは、塗膜だけでなく、その下の下地に問題がある場合にも発生します。サイディングボードの反り・変形、モルタルのひび割れ、旧塗膜の状態を克服する下地処理が重要になります。

    剥がれの症状チェックリスト

    危険なサインと見過ごせない理由

    部分的な小さな剥がれ

    部分的な小さな剥がれ

    塗装の初期に現れる、比較的軽微な剥がれです。例えば、窓のサッシ下や雨樋の裏など、水が溜まりやすい部分から発生することがあります。これは塗膜の劣化の始まりや、下地処理の軽微な不備が原因である可能性があります。

    塗膜の浮き・膨れ

    塗膜の浮き・膨れ

    塗膜の一部がぷっくりと膨らんでいる状態です。これは、塗膜の下に水分や空気が閉じ込められていたり、下地と塗膜の密着性が低下しているサインです。放置すると、膨れた部分が破れて大きく剥がれてしまいます。特に日の当たる場所で膨れやすい場合は、内部の結露や水分が原因かもしれません。

    ひび割れからの剥がれ

    ひび割れからの剥がれ

    外壁に発生したひび割れから雨水が浸入し、塗膜の密着性が失われて剥がれてしまう症状です。ひび割れ自体が建物の構造的な問題を示すこともあるため、注意が必要です。塗膜がひび割れに追従できずに、そこから剥がれが広がるケースも多いです。

    広範囲にわたる剥がれ

    広範囲にわたる剥がれ

    外壁の広範囲にわたって塗膜が剥がれている状態は、塗膜全体の寿命が尽きているか、あるいは塗装工事全体の施工不良が疑われます。チョーキングがひどく進行した後に発生することが多く、再塗装の時期を大幅に過ぎている可能性があります。

    層間剥離

    層間剥離

    新しい塗膜が、その下の古い塗膜ごと剥がれてしまう現象です。これは主に、下地処理の際に古い塗膜を十分に除去しなかったり、旧塗膜と新塗膜の相性が悪かったりすることが原因で起こります。特に塗膜の柔軟性が異なる塗料を重ね塗りした場合に発生しやすいです。

    症状別の正しい補修方法

    剥がれの状態に合わせた適切なアプローチ

    部分的な軽微な剥がれ

    • ケレン作業: 剥がれかかっている塗膜や浮いている塗膜を、スクレーパーやワイヤーブラシなどで丁寧に除去します。周囲の塗膜との段差ができないように、平滑にすることが重要です。
    • 下地処理: 剥がれた部分の下地の汚れや粉塵をきれいに除去し、必要に応じて下地調整材を塗布して、下地の吸い込みを均一にし、塗料の密着性を高めます。
    • 部分塗装: 剥がれた部分に、既存の塗膜の色とできるだけ近い色の塗料を重ね塗りします。色合わせが難しいため、専門業者に依頼するのが確実です。

    塗膜の浮き・膨れが広範囲の場合

    • 既存塗膜の徹底除去: 浮いている、または膨れている塗膜をすべて除去します。場合によっては、高圧洗浄や電動工具を用いて広範囲にわたって旧塗膜を剥がす「ケレン」作業が必要になります。
    • 下地調整・補修: 下地の状態を確認し、ひび割れがあればコーキング材や補修材で補修し、脆弱な部分は強化します。下塗り材を塗布し、新しい塗料がしっかり密着する下地を作ります。
    • 再塗装: 下塗り、中塗り、上塗りの3工程で丁寧に再塗装を行います。この際、塗料の乾燥時間を十分に確保することが重要です。

    ひび割れからの剥がれ

    • ひび割れ補修: ひび割れの状況に応じて適切な補修を行います。ヘアークラックであれば、弾性フィラーなどで充填します。構造的なクラックであればVカット補修など、より専門的な補修が必要です。
    • 既存塗膜の除去と下地調整: ひび割れ周辺の剥がれた塗膜を除去し、下地を調整します。
    • 再塗装: 補修箇所とその周囲を再塗装します。ひび割れの補修跡を目立たなくするため、広めに塗装範囲を取ることが多いです。

    広範囲な剥がれ・全体的な劣化の場合

    • 足場設置: 高所作業が必要となるため、足場を設置します。
    • 高圧洗浄: 外壁全体の汚れやチョーキング、浮いた塗膜を徹底的に除去します。
    • 旧塗膜の剥離: 状態によっては、既存の塗膜をすべて剥がす「剥離」作業が必要になることもあります。
    • 下地補修・調整: ひび割れや欠損箇所を補修し、下塗り材を塗布して下地を均一にします。
    • 本塗装(下塗り・中塗り・上塗り): 最適な塗料を選定し、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りで丁寧に仕上げていきます。

    外壁塗装の剥がれは早期発見・対処が重要!

    まとめ

    外壁塗装の剥がれは、施工不良、経年劣化、下地の問題、環境要因など、様々な原因で発生します。小さな剥がれでも放置すると、雨水浸入による建物の構造材の腐食やシロアリ被害、さらには健康被害など、深刻なリスクに繋がる可能性があります。剥がれの症状を見つけたら、まずはその原因と程度を見極め、適切な補修方法を選択しましょう。そして何よりも、信頼できる業者選び、高品質な塗料選び、丁寧な下地処理、そして定期的な点検といった予防策を徹底することが、剥がれを防ぎ、外壁塗装を長持ちさせるための最も効果的な方法です。大切なお家を守るため、小さな異変も見逃さず、早めに対処しましょう。

    代表:石川 陵

    この記事の著者情報

    比企郡川島町を中心に外壁塗装工事を実施。「一級塗装技能士」「有機溶剤作業主任者」所有の職人が直接ご訪問し、お客様のご要望を丁寧にヒアリング。専門知識を駆使したデザイン性の高い多色塗りで、お客様のお住まいをより魅力的に彩ります。相見積もりで多くのお客様に選ばれる当店の高品質な塗装をぜひご体感ください。

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