石川塗装

外壁塗装のタイミングはいつ?塗り替えが必要な判断基準とは

公式LINEで問い合わせる公式LINEで問い合わせる

外壁塗装のタイミングはいつ?
塗り替えが必要な判断基準とは

外壁塗装のタイミングはいつ?塗り替えが必要な判断基準とは

2025/07/25

こんにちは!埼玉県比企郡にて様々な建物の外壁塗装を行っております石川塗装です。「そろそろ外壁塗装の時期かな?」そう思っても、具体的にいつが最適なタイミングなのか、どんなサインが出たら塗り替えるべきなのか、迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。このページでは、新築や前回の塗装からの年数をはじめ、外壁に現れる具体的な劣化症状、そして適切なタイミングを逃してしまった場合のリスクまで、外壁塗装のプロが詳しく解説します!

目次

    外壁塗装の最適なタイミングはいつ?

    築年数と塗料の耐用年数から考える

    一般的な塗り替え時期

    約10年

    一般的に、新築から初めての外壁塗装は約10年が目安とされています。これは、新築時に使われる塗料の多くが、このくらいの期間で保護機能が低下し始めるためです。しかし、あくまで目安であり、住環境や建物の構造、使用されている外壁材の種類によって劣化の進行速度は異なります。例えば、日当たりの強い南側の外壁は色褪せが早かったり、湿気の多い北側はコケが発生しやすかったりします。

    塗料の耐用年数

    計画から施工完了まで

    種類
    耐用年数
    特徴
    アクリル塗料
    5~8年
    安価で色の種類が豊富ですが、耐久性は低め。
    ウレタン塗料
    8~10年
    弾力性があり、ひび割れに強い。汎用性が高い。
    シリコン塗料
    10~15年
    費用対効果が高く、耐久性と汚れにくさのバランスが良い。現在主流。
    ラジカル制御型
    シリコン塗料
    12~16年
    シリコン塗料に高耐久性を持たせたタイプ。
    塗膜劣化の原因となるラジカルの発生を抑制。
    フッ素塗料
    15~20年
    耐久性が非常に高く、汚れにくい。
    高価だが長期的に見るとお得な場合も。
    無機塗料
    20~25年
    以上
    最も耐久性が高い。無機物を主成分とするため、紫外線に強い。

    これらの耐用年数はあくまで目安であり、塗料メーカーや製品、施工品質、そして前述の住環境によって変動します。

    外壁塗装が必要なサイン

    最も重要なのは外壁が発する劣化のサインを見逃さないこと!

    チョーキング現象

    外壁を触ると白い粉が付く

    外壁を手で触ったときに、チョークのような白い粉が手に付着する現象を「チョーキング現象」と呼びます。これは、塗料の成分が紫外線や雨によって分解され、顔料が粉状になって表面に浮き出てくることで起こります。チョーキング現象は、塗膜の防水性や保護機能が低下し始めている初期段階のサインです。放置すると、さらに塗膜の劣化が進み、美観だけでなく建物の保護機能にも影響が出てきます。

    ひび割れ(クラック)

    1. ヘアークラック(幅0.3mm未満、深さ4mm未満):髪の毛のように細いひび割れ。比較的軽度で、塗膜表面だけのものが多いですが、放置すると雨水が侵入し、内部の劣化を招く可能性があります。
    2. 構造クラック(幅0.3mm以上、深さ4mm以上):太く、深いひび割れ。建物の構造部分にまで達している可能性があり、雨漏りや内部の木材腐食、シロアリ発生などの重大なトラブルに繋がる危険性が非常に高いです。発見したらすぐに専門業者に相談しましょう。

    塗膜の「剥がれ」「膨れ」

    1. 剥がれ:塗料が外壁材に密着しておらず、剥がれてしまっている状態です。下地がむき出しになり、雨水が直接浸透して建物の劣化を早めます。
    2. 膨れ:塗膜と下地の間に湿気や水分が入り込み、塗膜が浮き上がっている状態です。やがて剥がれにつながり、同様に防水機能が低下します。

    塗装のタイミングを逃すとどうなるのか?

    外壁塗装の見過ごせないリスク

    雨漏りや内部構造への深刻なダメージ

    塗膜やシーリングが劣化すると、外壁材の隙間から雨水が建物内部に浸入しやすくなります。これが雨漏りの直接的な原因となり、室内の壁や天井にシミができるだけでなく、壁の内部や柱などの構造材が腐食してしまう恐れがあります。構造材の腐食は、建物の強度を著しく低下させ、最悪の場合、大規模な補修工事が必要になるなど、多額の費用がかかる事態に発展します。

    シロアリ発生のリスクが増大

    湿気を好むシロアリにとって、雨漏りや結露によって常に湿った状態になっている壁の中は格好の住処となります。外壁の劣化によって内部に水分が浸入しやすくなると、シロアリ発生のリスクが大幅に高まります。

    シロアリは木材を食い荒らし、建物の耐久性を蝕んでいきます。これもまた、発見が遅れると大規模な駆除と補修が必要となり、高額な費用が発生する原因となります。

    建物全体の劣化が急速に進行する

    外壁の塗膜は、紫外線や雨風から建物を守る「バリア」のような役割をしています。このバリア機能が失われると、外壁材自体が直接ダメージを受け、劣化が急速に進行します。

    例えば、サイディングボードが反ってしまったり、モルタル壁に深いひび割れが増えたりと、外壁材そのものの寿命を縮めることになります。結果的に、外壁塗装だけでは済まなくなり、外壁の張り替えやカバー工法といった、より費用のかかる工事が必要になる可能性が高まります。

    余計な修繕費用がかさむ

    タイミングを逃して劣化が進んでしまうと、部分的な補修や一般的な外壁塗装だけでは対応しきれなくなることがあります。

    例えば、雨漏りによる内部の補修、シロアリ駆除、外壁材の張り替えなど、本来であれば必要なかったはずの費用が追加で発生してしまいます。結果的に、早めに外壁塗装をしておけばもっと安く済んだのに、という後悔につながることも少なくありません。長期的に見れば、計画的なメンテナンスが最も経済的な選択なのです。

    適切なタイミングでの外壁塗装を!

    まとめ

    外壁塗装は、住まいの美観を保つだけでなく、雨風や紫外線から建物を守る重要なメンテナンスです。築年数や塗料の耐用年数を参考にしつつ、チョーキングやひび割れなどの劣化サインを見逃さないことが、最適なタイミングを見極める鍵となります。適切な時期に塗装を行うことで、余計な出費を抑え、大切な住まいを長く快適に保つことができます。気になる症状が見られたら、まずは信頼できる専門業者に相談し、早めに点検を依頼しましょう。

    代表:石川 陵

    この記事の著者情報

    比企郡川島町を中心に外壁塗装工事を実施。「一級塗装技能士」「有機溶剤作業主任者」所有の職人が直接ご訪問し、お客様のご要望を丁寧にヒアリング。専門知識を駆使したデザイン性の高い多色塗りで、お客様のお住まいをより魅力的に彩ります。相見積もりで多くのお客様に選ばれる当店の高品質な塗装をぜひご体感ください。

    詳しくはこちら>>>

    ----------------------------------------------------------------------
    石川塗装
    住所 : 埼玉県比企郡川島町白井沼921-1
    電話番号 : 049-272-7227
    FAX番号 : 049-272-7237


    ----------------------------------------------------------------------

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。